Friday, November 10, 2006

Petrus & Romanee Saint Vivant  過去回帰~

秋というよりは、もう初冬に入ったドイツ。 分厚いコートが街中で目に付くこの頃です。




よだれ人、Tomochanの会社すぐ横にあります市中公園にて、息抜きに散歩~






日本の紅葉とまでは参りませんが、それなりに。。。







仕事が詰まっていても、外の空気を吸いに出てみると気分転換になります、憩いの場所。






この度、久々に飲みました数少ないPetrusの中の一本、1994 Petrus!  

五大シャトーとか申しますが、1994は全て一応飲んでいるとは思います。その数少ない経験の中でも、こちらPetrusは、「こんなに美味しいワインが世にあっても良いのか?!」と思わせるほどの凝縮感、ビロードのような丸さがございました。 この度頂いた1996年のLafite magnum を最初に口にした時に感じた「大聖堂」のような構築感、凝縮感+αとは別のもの。 そうこれがPetrusというものなのでしょう。
そう、ひょっとするとPetrusにヴィンテージチャートはいらないものなのかもしれません。。



以前に飲んだPetrus 1982 でございます。 空瓶のみ(失礼)某ワインビストロへ提供いたしました。

今から思うと、娘達には匂いをかがせただけ。 このことが未だにひっかかり、後悔となって残っているワインです。 恐ろしい凝縮感と丸さ、これらを大聖堂へ閉じ込めたようなワインでございました。 おそらく一生にもう二度とは飲めないワインでしょう。。。  Petrusのこの何ともいえないビロード感は、ボルドーの中でも他の追随を許さぬものなのでしょう。











2002年 DRC Romanee-St.Vivant

いわゆるボルドー飲みが、ブルゴーニュへと移行したくなる理由は、おそらくこういうワインのお陰なのでしょうね。 2002年 ルソー の シャンベルタンは、人の心を躍らせ、 こちらのワインを飲むだけで、舞踏会にて紳士になって、或いは、淑女となって踊れそうな気分にさせてくれる香り、華やかさがあります。 直ぐに虜になってしまった一本。 あぁ、バッカスが羨ましい!




以前に、よだれ人の悪友の父親がこちらCharles Noellatとずっとコンタクトがあり、詳細は存じ上げませんが、このドメーヌにあった数百本のワインがこの父親のセラーに来ることに~。 この悪友の父を偲ぶ会の時に親族一同が会して開けたのが、こちらの78 C.Noellatだったらしい。 あまりの美味しさに悪友が無理を言ってその場で全てのボトルを開けず、なんと4本もよだれ人のために持ち帰ってくれた! 今では、そのラストのワインも飲んでしまった。。。。。。。

一本のワインで、5~6時間その七変化を楽しませてくれたワイン。
よだれ夫婦二人で正月に開けた一本からは、まず最初に重いオイリーな香り、振ると華やかな香りに変わり、すみれ、華やかなベリー香、ミルク、チョコレート、から最後には、ドメーヌ レフレーヴの熟成したバタール モンラッシェのような?!(個人的見解です f^^;) 白系ボディーへと変化・・・ 最後の最後にシェリー アモンティヤド ドライのような方向へと~~~

一生印象に残るワインのひとつ。

こういう素晴らしいワインと遭遇できたことだけでも感謝です。 


この度の大分での偉大な経験が、この過去のボトルを鮮明にまた、蘇らせてくれました!




















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